代表理事組合長挨拶

 

代表理事組合長挨拶

CEO

 

 美幌町はオホーツク管内のほぼ中央に位置し、面積43,800haを有する人口約18,000人の農業を基幹産業とした町です。
町内の森林面積は27,135ha、一般民有林は11,200ha(44%)でその70%、9,200haが人工林で83%がカラマツという道内有数のカラマツ林業地帯となっています。このカラマツを初めとする人工林も収穫期を迎え、組合としても加工事業に重点をおいて、運営して参りましたが、伐採適齢林分の減少で原料集荷が難しい時期を迎えています。今後は資源の平準化を考慮しながら、近隣の森林組合、関係機関と連携して、加工事業を進めていきたいと考えています。
 林業を取り巻く状況は森林環境譲与税が創設されるなど大きく変化していますが、組合員・諸先輩が築いた手入れの行き届いた林分を、より活力ある優良林分
の造成を目指して施業して参りたいと考えています。
 現在、コロナ過にあり林業を取り巻く環境には厳しい状況下にありますが、森林組合の使命である地域の森林の保全と林業発展を通じて地球温暖化防止、国土の保全などに貢献していきたいと考えていますので、より一層のご支援・ご協力をお願い申し上げ、挨拶とします。

                                                           令和4年4月1日                                                           代表理事組合長 漆原裕一

 

  

                                                           

組合の沿革

1941年(昭和16年) 
北海道の第1号森林組合として、設立が許可される。
1949年(昭和24年)
美幌町仲町で苗他事業開始。
1955年(昭和30年)
チップ加工事業を開始。
1959年(昭和34年)
加工事業を開始、移動式チップ工場稼働。
1962年(昭和37年)
チップ工場廃止。
1969年(昭和44年)
苗畑をを野崎へ移転。
1972年(昭和47年)
野崎で固定式チップ加工事業開始。
1973年(昭和48年)
簡易製材工場建設し操業開始。
1980年(昭和55年)
高野に工場移転、苗畑事業廃止。
1995年(平成7年)
全施設集中管理方式として稲美に移転。
2002年(平成14年)
木材乾燥機を導入。
2004年(平成16年)
第2工場稼働。
2016年(平成28年)
土場用地取得。
2017年(平成29年)
木材乾燥機2機を増設。